ゲームソフト大手のエニックス(東京都渋谷区)は、2/27に、プレイステーション2向けの新作RPG「スターオーシャン3-
Till the End of Time」を発売するが、その記者発表会が2/5 池袋のサンシャインプラネタリウムで開催され、大平はメガスターの星空演出で参加した。
スターオーシャン3は、宇宙を舞台に様々な冒険を繰り広げる内容で、これまでもシリーズ作品が数作リリースされてきたが、今回の3は最新作。これまで平面的だったキャラクターをフル3D表現し、プレステ2の性能を限界まで引き出した(山岸プロデューサー)というエニックスの自信作だ。
発表会の会場に集まったのはテレビから業界誌まで、約100社の報道陣。超満員の熱気の中でドーム内が暗転すると、サンシャインプラネタリウムおなじみの、地上から見た星空が現れ、続いてメガスターに切り替わり、100万個の星たちがまるで宇宙から見たような世界が記者たちを魅了。その後。本編のプロモーション映像やCM映像などが次々に上映され、プロデューサーの挨拶から、CMタレントの鈴木杏が宇宙服姿で登場すると会場の興奮は頂点に。テレビ朝日の人気番組であったトゥナイト2等でおなじみの高尾晶子さんのMCが、発表会を大いに盛り上げた。大平も、壇上でSO3完成の祝辞やゲーム界とのクリエイターとしての共通点についてコメント、開発中の最新鋭機「メガスターU」の1号機フェニックスも初めて公に披露した。
ゲームはほとんど知識のない大平だが、思い描いた世界を作り上げる点でプラネタリウム造りとの共通点を感じる。それに宇宙を舞台にした美しい映像もさることながら、特に気に入ったのが。「さあ、星の海にでかけよう」のフレーズ。未来への希望を感じさせ、おりしもスペースシャトルの悲しい事故が伝えられている中で、まさに宇宙への旅立ちをテーマにしたこの作品の発表会が開催されたことは何かの巡り合わせだろうか。イメージ映像の中で、軌道に浮かぶ現代のシャトルが、次第に未来的デザインの宇宙船に変化し、飛び去っていくシーンがある。今はまだ宇宙進出で苦しんでいる我々人類が、きっと将来、宇宙に自在に羽ばたけるようになる、というメッセージが強く放たれていくような気がした。
タイトル:スターオーシャン3/発売価格:\7,800(税抜)/対応機種:プレイステーション2/メーカー:エニックス
関連リンク:
エニックスのホームページ
スターオーシャン3公式サイト
大平 貴之 |