2004年4月3日
メガスターII、川崎市青少年科学館で通年公開開始
2004年度。フェニックスを長期貸出

川崎市青少年科学館(神奈川県川崎市多摩区枡形)にて、昨3月にメガスター2が特別公開されたが、昨年11月とあわせた公開の好評を受け、メガスターIIが、同館にて通年公開されることになった。期間は、2004年の4月から2005年の3月までの1年間。土日に加え平日、学習投影などでもメガスターIIが使用され、これまでのような混雑から解消されることが期待される。

これまでメガスターやメガスターIIの公開は、期間限定のイベントでのみで、期間は最長でも1ヶ月程度であったが、今回はじめて、1年という長期公開となる。ただし、常設機は既存の投影機をそのまま活用し、メガスターIIは、これまでのイベント同様、常設機脇のエレベーターリフトに搭載した形での使用となる。そのため、大平から川崎市青少年科学館に1号機フェニックスを貸し出し、通年公開用に充てる。

川崎市青少年科学館は、大平が幼少の頃よりプラネタリウムへの興味を引き立てられた場所。小学生の頃には、同館の若宮解説員(当時)に、時間外にコンソールの操作を体験させてもらうなどのエピソードもあった。いつか本物のプラネタリウムを作りたいという夢を抱くことになったその場所に、20年以上の歳月を経て、メガスターIIという形で自らの星空を映し出すことになったのは、大平にとっても感慨無量というほかはない。今後1年間、充実した生解説陣を活かした、アットホームで温かみのある運用がされ、また新しい試みが行われていくことに期待したい。大平としても様々な協力やタイアップをしてゆく予定である。



参考リンク:川崎市青少年科学館での告知ページ