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2004年4月21日 | ||
世界最多の恒星数500万個ほか大幅に機能強化の特別仕様機 大平の開発したスーパープラネタリウム「メガスターII」がついに常設される。会場は、お台場にある日本科学未来館(東京都江東区青海)で、メガスターシリーズの初の常設館となる。一般公開開始は2004年7月11日から。圧倒的なリアリティを誇るメガスターIIの星空が、都内の一等地に常設の場を得て、さまざまなテクノロジーと融合し、コンピュータグラフィックスによる全天映像や立体感あるサウンドと融合して新しい宇宙像を作り出す。詳しい上映タイムテーブル、内容等は追って発表される予定だ。詳細については日本科学未来館のサイトおよびプレスリリースを参照されたい。
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臨海副都心にエンターテインメント施設が集結するお台場に位置し、「科学を文化にする」という新しいコンセプトを実践する科学館である。文部科学省の独立行政法人、科学技術振興機構(JST)が運営しており、各方面のスペシャリストや民間の力を多用したユニークな運営形態や宇宙飛行士の毛利衛氏が館長を務めることなどで話題になっている。このような大規模施設に個人開発のプラネタリウムが常設化されるのは極めて異例のことである。 もともと7畳間から始まった大平の自作プラネタリウムは、いよいよ常設館を得て新しい段階に突入する。日本科学未来館では、常設ならではのメリットを生かしていっそうクオリティの高いコンテンツ制作や上映を進めていくと共に、メガスターの活躍の場を広げてきた移動公演活動もさらに展開し、常設と移動の両面でメガスターの新たな可能性を開拓してゆくことになる。
メガスターのこれまでの主な沿革 |