2005年4月4日
メガスターII、愛知博サテライトで好調スタート
ささしまサテライト事業デ・ラ・ファンタジア「手塚治虫のコスモゾーンシアター」
愛知万博(愛・地球博)の関連イベントとして3/18日より開催されているささしまサテライト事業「デ・ラ・ファンタジア」にて、大平の開発したスーパープラネタリウム「メガスターII」を使用したエンターテインメントプラネタリウム「手塚治虫のコスモゾーンシアター」が開催されている。開始から半月余りで、累計入場者数は2万人を突破しており(4/4現在)、好調な滑り出しとなった。

今回の一番の目玉は手塚プロダクションとのコラボレーションにより制作されたオリジナル番組だ。故、手塚治虫氏の著書「ガラスの地球を救え」に込められたメッセージを、満天の星空のもとで手塚キャラクターたちとともに映像化、ファンタジックな音楽とともに演出。脚本・演出は、数々のプラネタリウム番組制作で高評を得ている田島秀樹氏が担当、手塚治虫氏の、地球環境への警鐘とともに、未来へのメッセージを伝える内容となっている。

このシアターで使用されている投影機は、メガスターII「Titan(タイタン)」で、2005年3月に完成したばかりのシリーズ最新の4号機である。川崎市青少年科学館、日本科学未来館に設置されている同機は、在来のプラネタリウムをはるかに凌ぐ400万個以上の恒星を再現し、銀河宇宙を描くリアリティは定評を集めている。Titanは、投影恒星数約500万個。日本科学未来館に設置されている同型機COSMOSに比べると僅かに少ないが、大平オリジナルによる全天映像システム「OGDS-II(仮称)」と連携したデジタル、光学式の複合した演出機能を実現し、星座絵から宇宙飛行まで、多彩な演出を可能とした。

「手塚治虫のコスモゾーンシアター」
開催期間:2005年3月18日-9月25日(日)
上映時間:9:30-21:00(開演30分前までに入場ください)
交通アクセス:JR名古屋駅から徒歩12分
あおなみ線ささしまライブ駅から徒歩2分

問合せ先:
手塚治虫のCOSMO ZONE THEATER
「ガラスの地球を救え」事務局
TEL:052-957-2418 FAX:052-957-3925


参考リンク:
手塚治虫のコスモゾーンシアター
デ・ラ・ファンタジア
手塚プロダクション
田島秀樹事務所