材料の上に穴をあける時、どこに穴をあければよいかを決めなければなりません。これが星のプロット作業で、その次にくる穴あけと並び、面倒で根気の要る作業です。星数が多いとなればなおさらです。 さて、星をプロットする時の最初の課題は、星座を形作る星の位置と明るさをどこから入手するか、です。それには、星の位置と明るさを地図のように描いた「星図」をもとに手作業で星をプロットするか、あるいはプログラミングのできる人なら、星の位置と明るさを記録した「星表データ」を使うのがいいでしょう。 プラネタリウム製作に使用できる星図としては以下のようなものがあります。
また、コンピュータでのプロット作業をされる方のために、当サイトで手軽に使用できるテキストデータ(ただし5.5等級まで)を公開しています。 また、より詳細なデータがほしい方向けに以下の市販データを紹介します。いずれも米国ないし欧州製ですが、国内でも購入、あるいはインターネットからダウンロードできます。
Sky Catalog 2000およびGSCは、以下から購入することが可能です。 ニュートン 03-3363-5690
The Hipparcos and Tycho Cataloguesは、以下のESA(欧州宇宙機構)のサイトからCD-ROMを購入するか、或いは以下のNASA Astronomical data CenterのHPからダウンロードすることができます。(ただしデータサイズが大きいので注意) ESAのオンライン購入ページ http://esapub.esrin.esa.it/publicat/conference/order-hipp.html NASAのAstronomical Data Center http://adc.gsfc.nasa.gov/ Astronomical data Centerには、これ以外にもさまざまな恒星データが収録されており、入手(ダウンロード、CD-ROM購入)することが可能です。なお、支払いはいずれもクレジットカード決済となっています。
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